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◆善宗寺の縁起◆
善宗寺は愛知県額田群岡崎馬頭の里に仏閣を創建し善宗寺と号した。
時の将軍徳川家康公が三河をご巡遊のとき、当寺にお立ち寄り開基住職家宝を献上、ご武運の程を念じました所家康公より同国馬頭村一里四方の当地を御下賜りこの栄誉をたたえて山号を馬頭山善宗寺と称した。
その後、家康公と共に江戸に渡り江戸浜町(現在の築地本願寺)に善宗寺を移した。
大正十二年、築地寺中にあって関東大震災に遭い全焼したが幸い当寺開基により伝わるご本尊・阿弥陀如来だけは背におぶい逃げた為消失をまぬがれた。
震災後昭和三年に相応の地をもとめて現在の上野毛に仮本堂を建て、以来、本堂・山門・庫裏を創建。今日に至る。
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